だって君が好きだから、
ガチャーン!


「う、わぁ!」


自分の手がマグカップに当たってしまい

残っていた紅茶が全て、こぼれてしまった。


「どーしよ…、」


いつもなら、りゅうき君が、冷静にタオル取ってきて、とか言ってくれるから…


「あっ!そうか、タオル…」


私は、完全にパニックな状態で洗面所まで走った。


タオルを掴みとって、
急いで机を拭いた。


幸い、カーペットは汚れずにすんだ。
< 80 / 289 >

この作品をシェア

pagetop