だって君が好きだから、
『きゃあ!セナ久しぶり♪こんな大きくなってぇ〜』


よしよし、といいながら頭をがさつに撫でる



………私の姉。


「おねーちゃん、なんか用?」


『んー?』


部屋へ勝手に上がりこんでジロジロと部屋の中を見る。


「なんか用?」


もう一回聞くと、

おねーちゃんは、ソファにドカッと座って足を組んだ。


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