キミはいちご味。


―俺ん家来ねぇ?―


ずっと硬直状態の私

そんな私を見て目の前で手をひらひらさせたり、隣で声をかけてきたりしてきたけどそれどころじゃない


しびれを切らした雨宮君が私の肩をガシッっと掴んで揺らしてきた



「どどどどうしたの!?」

「どうしたってそれはこっちが聞きたいっつーの」



足を組んで、首をかしげてまた私に聞いてくる





「で?土曜日来るんだろ?まあ用事があっても俺優先だから」




ニヤッっと笑いながら雨宮君は言った


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