キミはいちご味。


その声を発したのは浅羽涼(アサバリョウ)隣に住んでいて幼なじみ



今大学に通っていて5つも歳が離れてるお兄ちゃんみたいな人

茶髪に染めてて背も高く、ぱっちり二重

昔はずっと涼ちゃんの背中ばっかり追いかけてたっけ




「で、何?まさか頭悪すぎてヤバいとかか?」

ニヤニヤしながら涼ちゃんが聞いてくる



もー昔からから面白がってからかってくる

そんなところも好きなんだけどね


「違うもん」


そう言ったら何事もなかったように


「じゃあな」


一言だけ残して入ってきた場所から帰って行った



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