キミはいちご味。


バシッ



雨宮の隣に座っていた私を通り越して柳君の頭を叩いていた


「海斗おまえ、調子に乗るなよ」

「もういいよ!俺はみゆちゃんのクレープもらうから!」


口を尖らせる柳君


その会話を聞いていたみゆが驚いて柳君の頭を叩いていた


なんだかかわいそうに思えてくるよ....




日が落ちてきて私たちは帰ることになった



3人は同じ方向で私だけが逆方向

皆心配してくれていたけど、悪いと思って無理矢理ひとりで帰らせてもらった


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