Real [短編]
「お前一人じゃ怖くてトイレ行けなさそうだしなー」


「どんだけ子供なんだよ、僕・・・」


そんなこと言ってた高木だったけど

嬉しそうな顔をしてる。





それから俺らは


くだらない話で盛り上がった。




あの先公は馬鹿だとか


ハゲ具合がヤバイとか。




正直、こういうのに憧れてた。


友達の居ない俺は


こうやって誰かと話すのも久しぶりで


すげえ楽しかったんだ。
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