Real [短編]
「も、もう無理だわ・・」

「僕も・・・」



真夏の太陽の下、


でかいグラウンドを全力で走っている。




屋上の扉を開けて

走り始めた時にはもう遅くて、



グラウンド30周の刑をくらった俺たち。





たった1分の遅刻でも許さない鬼田。




冗談抜きで名前の通り、鬼だ・・
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