Real [短編]
「でも堤くんはすごいよ!」


「・・は?」




「正直、疲れるんだよねー、邪魔だし・・・」



高木は髪をセットし直し、


ニコッと笑った。




「いいじゃん、そっちの方が」


「えっ!?かっこいいとか思った?」




「いや、かわいいなぁーって」


「今なら堤くんの腕の骨、折れる気がする♪」




女みたいに可愛く微笑んでいるくせに


すんげぇ恐ろしいこと言ってる気が・・・
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