私の恋2
そして 次の日 母に言う。


「だいぶ、マシになった!」

「ホンマ??良かったやん。」

「うん、ってことで行ってくる」

私がくるっと背を向けると
「どこに?」
と母が問いかけてきた。
いやおとつい 言いましたよね・・・・?


「ライブの練習しに。」

「アカンそんなん。治ってないのに」


やっぱそうですよねぇ(笑)



秋は携帯を解約したため しおにゃんとウ゛ィジュアル君にメールを送る。

この時 二人には
風邪って言ってたんだけど 治っていないから行けないと送った。


ウ゛ィジュアル君もしおにゃんも 無理しんときやーとか了承とか返事が返ってきた。


さて 寝るか。


2時間くらいたって
9時半 なんとまたウ゛ィジュアル君からメールが来た!!

「矢井田さん きはるやんね?」と。



矢井田というのは
しおにゃんの事だ。


いやいや、いかへんって言ってる私が知るわけないやん。とか思いながらメールをうつ。

「来るんちゃうの?行くって言ってはったで。居ないの?」


「矢井田さんに先にいくっていっといてー」


この分では きっと しおにゃんのアドレスは知らないのだろう。



しかし


あの子を一人で行かすのは無理だろう。



だって・・・




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