キミという存在。




授業中―。
「あぁついに明日かぁ」
隣の席の人、咲哉が大きな声で言う。
「ちょっと‼あんた馬鹿?!今、授業中だってっ;;」
小声でツッコミを入れる。
「ハァ?馬鹿に馬鹿言われたくね―し」
「馬鹿じゃないしこの単細胞が‼」
「うるせぇこのチビが」
「背なんか関係無いし‼このツンツン頭‼」
次第に声が大きくなってしまった。
その時皆が一斉に私達を見た。
「お前達少し廊下に出てろ‼」
先生に言われ私達は廊下に出た。







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