球児の彼女
敵2―【祐輔】
ねむてぇ…。
てか、華蓮の奴大丈夫かな?
昨日の態度どうみてもおかしすぎっだろ…
『祐輔くんっ』
だ、誰?
『たしか…亜奈さんだっけ?』
華蓮がよく話すよな…。だから前の事件は多めにみといてやった奴
『覚えてくれてたんだ…//』
なに恥ずかしがってんの?愁桂がいるんじゃねぇの?
『い、いや。よく華蓮が君のこと話してるから』
やっぱり俺、華蓮に相当惚れてんな…(笑)
『あ、あの聞いてもいいかな?』
…?
『なに?』
『祐輔くんって華蓮ちゃんに惚れてますか?』
っ゛。こいつ
コえぇ…
俺の気持ちが見えてるみたいだな
『…あの、祐輔くん?』
『……惚れてんよ?』
あたりめぇだよ。『え?』
だからー。
『いちょ、いっとくけどな。俺は華蓮にそーとー惚れてる。』
『……』
『俺が好きなのは野球と華蓮だけ。まぁ華蓮に野球は負けるけどな?』
友達も大切だけど…。
華蓮はもっと大切だよ。
『用はすんだ?じゃ、また教室で。愁桂がまってんぞ』
『うん』
『ッチ』俺の後ろであの女が言ってたことにきずかなかった