朝が待てなくて



長―い沈黙の後


なぁーんちゃって、ビックリしたぁ?って


明るく顔を上げようと思ったんだけど、笑顔が上手く作れない気がして、心の中で練習していたんだ。






そのとき――


樹の声が降ってきた。


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