朝が待てなくて

樹は優しいね…。


豪華な食事も洋服も、わたしは何にもいらないんだよ。


樹がいてくれたらそれでいい。




一生懸命働いたお金は自分のために使ってほしいよ。


だってあんなにがんばってるのに、樹は全然ぜいたくしないじゃん。




今日だって久々のお休みなのに、わたしを喜ばせようとしてくれている…。


疲れてるのにゴメン。


なるべく早く家に帰って、ゆっくりできるようにしようね。






えーと…


できればその際、わたしも一緒にお持ち帰りしてもらえれば最高なんだけど……。


それは無理? かな?


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