斜め後ろ、





「ミッチー見てみてっ」





はあ、道人にも自慢してる
背後で聞こえる町子の
嬉しそうな声に
戸惑う道人におう、とか
へえ、とかゆう



苦し紛れの返答が
聞いてて面白い







道人、ガツガツくる
女子にはいっつも
あんな調子だからなあ、






あたしもガツガツいけば
ああなるのか!?


....ないな、むしろ
ガツガツなんて絶対出来ない、






「キーンコーン...」



予鈴が鳴り響き
斜め前の席に陽太が
帰ってくる


おかえりなさい
先に御飯にします?
それともお風呂にします?


と変に妄想に突っ込む
あたしを冷静なあたしが
止めにかかっていた





< 10 / 10 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

忘れた地球

総文字数/2,649

恋愛(純愛)17ページ

表紙を見る
g n u

総文字数/1,167

恋愛(純愛)7ページ

表紙を見る
おかしいよ

総文字数/6,661

恋愛(その他)39ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop