キミと夢の途中
「甲子園か」
「そう、私たちの時は予選で負けたから。いいとこまでいったんだけどね」
郁姉は、笑った。
「うちの野球部って強いの?」
私が聞くと、
「まぁまぁじゃない?弱くもないだろうし…今年の三年はいけると思うよ」
「ふ~ん。てかさ、野球部の人たち知ってんの?次のマネージャーが私ってこと?」
「うん。話はしてあるから。監督にもね」
そうゆうと、郁姉は立ち上がった。
「じゃ、明日には家出るから。後は、よろしくね。なんかあったらいつでも相談のるから」
そうゆうと、郁姉は部屋から出ていった。