Nightmare
しばらく歩いたところで、木々と同じ極彩色でひどく見づらいものの小屋が見えてきたのがわかった。
これもあたしの夢とおんなじだ。
きっと、あの中にバクの『心の核』があるんだろう。
あたしが先回りして、それを捕まえてしまえばいいのかな?
声が聞こえていないのなら、姿だって見えないんじゃないか。
思い切って、茂みの中から、バクの歩いている道に出てみた。
バクからの反応は無い。
目の前に立っても、隣を歩いても、まるで私を居ないもののように、なんの反応もしない。
――これなら、いける。
あたしは走りだした。
歩いているバクより先に、小屋にたどり着くために。
そして心の核を奪ってしまえばいい。
本当にその行動が正しいのかどうかはわからない。
だけどあたしは、そうしなきゃいけないって思ったんだ。
これもあたしの夢とおんなじだ。
きっと、あの中にバクの『心の核』があるんだろう。
あたしが先回りして、それを捕まえてしまえばいいのかな?
声が聞こえていないのなら、姿だって見えないんじゃないか。
思い切って、茂みの中から、バクの歩いている道に出てみた。
バクからの反応は無い。
目の前に立っても、隣を歩いても、まるで私を居ないもののように、なんの反応もしない。
――これなら、いける。
あたしは走りだした。
歩いているバクより先に、小屋にたどり着くために。
そして心の核を奪ってしまえばいい。
本当にその行動が正しいのかどうかはわからない。
だけどあたしは、そうしなきゃいけないって思ったんだ。