シュートにかけた恋

パっと目を開けると交差点ではなく自分の部屋のベットの上だったが毛布と枕がグショグショに涙で濡れていた。

体の寒気と震えがとまらずとりあえず毛布にくるまった。時間をみるとまだ６時だ。


もう眠気は覚めてただただ毛布にくるまりながらさっきの夢を思い出していた。


「あれから１年経とうとしてるのかぁ。早いね。けど、私の心には後悔と自分に対しての憎しみどんどん自分が嫌いになっていくだけだよ。私は生きる価値ないのに。本当に戻ってきて。謝っても謝っても泣いても泣いても返事もないよ。ﾞ潤、いってらっしゃいﾞﾞ潤、頑張ってﾞﾞ潤、ずっとあなたの味方だよﾞもう言ってくれないなんて私のせいで。ごめん、ごめん、ごめん、ごめんねお母さん。」

そう言って眠りにつきそうになったが、ブーーブーーブーーっと携帯のバイブがなった!!

表示画面には、[みきちゃん]っと出ていた。
「なんだ！みきちゃんか！ふぅ」っと一安心して電話に出た。

携帯の通話ボタンを押した。
「みきちゃん!!おはよう。昨日は色々とありがとう。今日はちゃんと学校行くから。聞いて、さっき夢であれ思い出しちゃったよ。」返事がないのが不思議に思い


「もしもし、みきちゃん??」

おかしいと思っていると、

「もしもし、これみきちゃんって人の携帯なんだ。」
みきちゃんの携帯なはずなのに知らない男の人が話している。

「誰??みきちゃんはどこ??警察に連絡するわよ。」