シュートにかけた恋
家を出ていつもの通学路を歩くのだが周りも通学や通勤の人達で沢山だ。周りはいつも仲良く楽しそうに歩いているがその姿を眺めながら面倒くさいとも思うがどこか寂しく思う潤である。
いつもなら途中でさぼって暇を潰すのだが今日は新学期が始まるためさすがに欠席できず仕方なく学校に向かった。
校門の前では新学期ということで先生が立ち挨拶運動をしていた。新しく来た先生達も一緒に挨拶をしている中に若い先生が何人かいて女子生徒に囲まれていた。
潤は「先生に出会い求めて可哀想な女の群れ」と言いながら校舎に入っていった。
教室ではなく大好きな屋上に向かって階段を登って行った。
屋上にあがって腕を上げて伸びをしながらグラウンドの方に目を向けると見たことない男の人がグラウンドを見ながら何か考えてため息をついている様子だった。
潤は小声で「ため息つきたいのはこっちだよ」と言いながら気付かれないように教室に行こうと引き返した瞬間に…
「俺がいるから帰っちゃうの??」潤は驚いて男の人を見た。
その男は身長が高く髪もちゃんとセットして目がキリッとして整った顔立ちをしてグレーに薄く縦じまが入ったスーツを見事に着こなしている。
潤を見て笑っている顔は、すごく無邪気で可愛いかった。
だが潤にはそんなことはどうでもよく屋上をとられた事の方が問題なのである。
男がまた話かけてきた
「話かけてるんだけど無視??
せめてなんか言ってよ。俺1人で話ても虚しいよ。」
潤はため息をついて言った。
「この学校の関係者??どうみてもホストが女子高生の品定めしに着たようにしか見えませんが。」
男は笑って「俺がホスト??そう見えたなら身なりもっとちゃんとしないとな。指摘してくれてありがとう口の悪いオチビちゃん」
いつもなら途中でさぼって暇を潰すのだが今日は新学期が始まるためさすがに欠席できず仕方なく学校に向かった。
校門の前では新学期ということで先生が立ち挨拶運動をしていた。新しく来た先生達も一緒に挨拶をしている中に若い先生が何人かいて女子生徒に囲まれていた。
潤は「先生に出会い求めて可哀想な女の群れ」と言いながら校舎に入っていった。
教室ではなく大好きな屋上に向かって階段を登って行った。
屋上にあがって腕を上げて伸びをしながらグラウンドの方に目を向けると見たことない男の人がグラウンドを見ながら何か考えてため息をついている様子だった。
潤は小声で「ため息つきたいのはこっちだよ」と言いながら気付かれないように教室に行こうと引き返した瞬間に…
「俺がいるから帰っちゃうの??」潤は驚いて男の人を見た。
その男は身長が高く髪もちゃんとセットして目がキリッとして整った顔立ちをしてグレーに薄く縦じまが入ったスーツを見事に着こなしている。
潤を見て笑っている顔は、すごく無邪気で可愛いかった。
だが潤にはそんなことはどうでもよく屋上をとられた事の方が問題なのである。
男がまた話かけてきた
「話かけてるんだけど無視??
せめてなんか言ってよ。俺1人で話ても虚しいよ。」
潤はため息をついて言った。
「この学校の関係者??どうみてもホストが女子高生の品定めしに着たようにしか見えませんが。」
男は笑って「俺がホスト??そう見えたなら身なりもっとちゃんとしないとな。指摘してくれてありがとう口の悪いオチビちゃん」