孤独な花と孤高の王子







「………私の婚約者は、研究開発室所属の笹倉真琴でございます」














一瞬止まってしまいそうだった私の心臓が、激しく動き出した。


何も考えられなくなった。


…夢でしょ?


有り得ないもの。
…そんなこと、ある訳ないんだもの!





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