孤独な花と孤高の王子





………まぁとりあえず、解放されてよかった。


私は途方に暮れながらも解放された安心感とともに、仕事に向かうのだった。










―――それから一日せわしなく仕事をこなし、気づくと定時を迎えていた。


…思ったよりも早く帰れそうだから、病院に寄って帰ろう。


朝の出来事なんてすっかり忘れていた私は、そう思いながら会社をあとにしようとした。





< 22 / 156 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop