孤独な花と孤高の王子
「なんだかはしゃぎすぎたみたいで疲れたなぁ。…先に風呂に入ってもいいかい?」
あくびをかみ殺したような表情をした義父に、私は頷く。
それを見た義父は、浴室の方に向かっていった。
―――しかし、おとうさん楽しかったみたい。
…よかった。
そう思いながら一人でリビングにいると、私もなんだか疲れてしまったのか眠くなってきた。
…明日は日曜だし、シャワーは明日でもいいかなぁ………。
ソファに寝転がり、私はいつの間にか瞼を閉じていった。