孤独な花と孤高の王子





明日も明後日も、しばらくずっと。
こんな穏やかな日が続くんだと、私は夢の中でまでも願っていた。














「―――――ん…?」


ふと目を覚ますと、カーテンの隙間から日差しが差し始めていた。


ぼんやりした頭で、それでも昨日うっかりソファで眠ってしまったことを思い出す。





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