真っ赤なかき氷
その夜、わたしはずっと
あの俺様変態男のことを考えてた。
ぷって、笑った時の笑顔可愛かったとか
ガン見する機会なかったけど、顔整ってたなあとか
あの時はすごいムカついてたのに
いまでは、凄い余計なこと考えてる。
わたしの、初キス…奪われた!
それに初めてかき氷食べなかった。
前言撤回!ぷって、笑った時の笑顔可愛かったとか
なに言っちゃってんの!?
やっぱり、あいつは俺様変態男だああ!
あ~、苛ついてきた。
もう会うことないし、苛つくのヤメヤメ!
───────ぼふっ
わたしは布団の中に潜り、
明日けーくんにバイバイ言わなくてごめんねって
謝ろう。と、思いながら眠りについた。
夢を見た。
真っ白な雪にたっぷり苺シロップをかけて食べた夢。