心の中にはいつもキミがいた
「じゃあ、30分休憩!!」
俺は頭から水を浴びて・・・・・・
念入りにタオルで拭き、いつものように。
「教室で寝てくるから」
と、教室へ向かう。
いつもとは違う。
足早に。
全然眠くなんてないし。
ドキドキして・・・・・・
本当に胸から音が聞こえる。
キミは、ドキドキなんてしないのか。
ただ、らっきょうを受け取る為だけに来るのか。
そんなことを考えながら、2組の教室へ到着した俺は、呼吸を整える。