心の中にはいつもキミがいた
「話してると昔のままなのに、大人になったね・・・・・・」
話してると昔のまま・・・・・・
キミもそう感じてくれた?
俺は嬉しくて。
「そうだよな!!何年も話してなかったのに、昔のままだよな」
俺らしくもない。
興奮気味にそう言って、満面の笑みでキミを見た。
「ふふ。そうだね」
キミは、そんな俺を見て、顔をタオルで覆いながら笑った。
俺達は、とても遠くにいってしまったけれど、これからゆっくり元に戻ろう。
離れていた時間を埋めるにはどれくらい時間がかかるのかわからないけど、きっといつか言える。
“好き”って。