心の中にはいつもキミがいた
人生初の告白だった。
静かな沈黙の後、
「嘘だぁ!!」
キミからの予想外のセリフに、俺はまた怒る。
「ずっと、昔から・・・・・・お前のことだけ好きだったって言ってんだろ」
「そんなの知らないもん。そうちゃんが私のこと好きなんて・・・・・・」
そうちゃんって言ってくれた。
離れていた時間が巻き戻っていくような。
「私の方が好きだったもん。ずっと・・・・・・」
マジで言ってんの?
俺のこと、好き?
キミからの告白に、俺はどうしていいのかわからずに。
泣いてしまうんじゃないかと思うくらいに、嬉しかったんだ。