心の中にはいつもキミがいた
「変な感じだね。私付き合うの初めてだぁ」
「俺だってそうだよ」
「モテるのに今まで誰とも付き合ってないもんね」
「誰のせいだよっ!!」
キミの肩をポンと押す。
「これからよろしくな」
「うん!!そうちゃん、昔のままだね。話してなかったから変わっちゃったのかと思ってたんだよ、ずっと」
上目使いに俺を見たキミは、昔と同じようにちょっとスネた表情だった。
その顔がとても好きなんだ。
「昔と同じ・・・・・・じゃないよ」
俺は・・・・・・
「ほら、こんなことするし」
キミにキスをした。