REKKA~深紅の反乱
アイリーンが呼ぶ。

と、木の肌に、ドアが現われた。

アイリーンは、その取っ手の丸いわっかをつかんでひきあける。

そして、彼女にとってはせまい入り口に、体を押し込む。

「来るのよ」

烈花もいざなう。

恐る恐る、烈花はついていく。
< 67 / 82 >

この作品をシェア

pagetop