-短編- 極上の甘さを



茶色の髪。



すらっと伸びた手足。



整った顔立ちは、まるでアイドルと見間違える程。






…って、アイドルなんだけど。



そう、あたしは零斗の幼なじみでマネージャーをやっているんだ。



「零斗!! お疲れ様!!」



はあはあと息を切らす零斗は、汗をかいていていつもより色っぽく見えた。



あたしはそばにあったタオルを零斗に差し出した。



< 2 / 13 >

この作品をシェア

pagetop