騎龍 ～あなたを守る一匹の竜になる～

（何でそんな答えの決まっている質問すんだ？？）
「決まってるだろ・・・返り討ちにしてやる」
私がそう答えると優と美輝が声をそろえてこう答えた
「「私らはいつでも何があっても由良についていくからね！！」」
「・・・プッ！2人とも行きピッタリだね（笑）」
そう言うと2人は顔を見合わせてまた言い争いをし始めた。
「優、まねするな！！」
「美輝こそまねしないでよ！！」
「なっ！誰が好きで優のまねなんかせんといかんのよ！！ヤッパリ優がまねしたんやろうが！！」
「美輝が言った言葉をそっくりそのままお返ししますわ！誰があなたの真似なんかしないといけないのよ・・・」
「なんやと！！」
「そっちこそなんなの？」
（ハァ・・・そろそろ2人の口ゲンカ止めたほうがいいかな？）
そう思い私は優と美輝の2人のケンカを止めに入った。
「・・・そろそろその口ゲンカ終わらねぇか？」
「「・・・。」」
すると2人はすぐに静かになって私の方を見た。
「よし、じゃあ2人が静かになったから簡単な作戦会議するか・・・」
そうして私達紅桜の『流花を返し討ちにしよう（？）会』が始まった。