騎龍 ~あなたを守る一匹の竜になる~
「佐々木 由良、終わりだ!!!」


パシッ――――――


「なっ!!!」
「いてぇじゃねぇかよ。思いっきり振りかぶりやがって!!」

そう、さっきの音は私が鉄パイプを左手で受け止めた音だ。


ザワ――――――


「えっ!嘘でしょ?」
「マジかよ・・・。」
「由良がすごい!!片手の左手だよ!!」
「由良ー!最高~!マジ惚れるぅ!!」

こんな感じに周りがざわついている。

そして、右手で秋月の総長の腹に拳を入れてやった。


ドスッ――――――

「うっ!!」


「甘ぇんだよ(笑)」
「っつ!!!」
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