騎龍 ~あなたを守る一匹の竜になる~
私はこのまま勝てると思っていた。
・・・が、そんなに甘くなかった。


ドスッ――――――


「うっ!!」
(殴られた!?)


バタッ――――――


「あれぇ~?なめた口利いてたけど、もう終わり??君の方が弱かったねぇ。佐々木 由良ちゃん!!」

この言葉を聞いて、私は意識を手放した。



<直也>

(ハァ・・・。『神竜』の倉庫にいすぎたか・・・。)
俺は早く帰ろうと公園を通りすぎようとした。
その時、ある音と、聞きなれた声が聞こえてきた。


ドスッ――――――

「うっ!!」

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