騎龍 ~あなたを守る一匹の竜になる~
そういえば聞いてみたいことがあったような・・・。
(そうだ、ここどこ??)
私が慌てていると、男の子が私の思っていたことを察したように話しかけてきた。
「あぁ、ここ俺の家。」
(へぇ、そうなんだ。・・・で?)
「昨日、公園で倒れていたから連れてきたんだ。」
(あぁなるほど~。・・・って、えぇ!!!!)

「ドウヤッテツレテキタノデショウカ?」
私は、このことについて1番疑問に思っていた。
(だってねぇ。どうやって連れてこられたか気になるじゃん!)
「あぁ、それは・・・。」
(それは?)
「無理!言えねぇよ\\\」
何故か、男の子の顔が赤くなっていた。
「何で?」
私は顔が赤いことに質問したんだが違う答えが返ってきた。
「だって・・・言うのハズい\\\」
(あれ?なんか違う答えが返ってきよ(笑))
私は笑ってしまった。

「何なんだよ\\\」
「別に!!」
(なんか、この人性格かわいい!!結構好きな感じ~!)

そんなことを思っていたら、男の子が聞いてきた。
「なぁお前って名前、佐々木 由良か??」

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