騎龍 ~あなたを守る一匹の竜になる~
・・・なぜ私が副総長かって?
それはね・・・
「おらぁ!!佐々木 由良、覚悟!!!」
後ろから秋月の奴が殴り掛かってきた。
(もうっ!人がせっかく説明しようとしているのに・・・。しょうがないなぁ)
パシッ――――――。
ドスッ――――――。
「ぐはっ!!」
私は相手が倒れ込んだのを見ると、秋月の奴に言ってやった。
「お前、ちゃんと目ぇ見えてんのか?お前の攻撃なんて当たんねぇんだよ!!!」
まぁ、そうでしょうね。だって相手は後ろからで、しかも右手で攻撃してくるのに、私は、相手の拳を片手だけで止めたからね。しかも、左手だけで!
・・・あっ!話がずれちゃったね。
私が副総長になれたのは、今さっきのやり取りのように何人もたおしているからなんだ~!!
ちなみにさっきので、今日は、30人倒したんだよ!!
すごいでしょ~!
でも・・・。
そのあとは、大勢できたからわかんな~い!!!
多分、20人ぐらいだと思うけど…
まぁ全員倒したんだけどね!
―――――――――――。
約1時間が経過したころ、下っ端たちの残っている人数がへってきた。
そして、メインの総長同士のやり合いが始まった。