騎龍 ~あなたを守る一匹の竜になる~
――――――。
「ふぅ。そろそろ上がろっかな・・・。」
そう言って私は浴槽から立ち上がった。
ザバ――――――
ガチャ――――――
私はお風呂場から出た。
(直也のお母さんどんな服を置いたのかな?)
そう思いながら服を広げて見てみるとそこには・・・
「えぇ!!!」
超ミニのワンピースが置かれていた。
「・・・マジですか。」
(私には、到底似合わない・・・。)
だけどそんなことを思っても他の服はもう無かった。
「しょうがない・・・。」
そう思って着てみた。
(何で直也のお母さん私のサイズわかってんの!?)
そう。ワンピースは私にピッタリだった。
「恐るべし。直也のお母さん・・・」
(でも私には似合わないよ・・・。)
私はおそるおそる頭身鏡を見てみた。
「やっぱり似合ってないなぁ。」