騎龍 ~あなたを守る一匹の竜になる~
第3章 <急接近!?>
連絡先
<由良>
今私は美輝の家に向かっています。
だけど・・・
「由良~!次どっち??」
そう。1人ではないのです。
神山 直也が隣にいるんです・・・。
「あぁ、次はね右だよ!」
「了解!!」
こういった会話がさっきから続いている。
(何でついてきたんだろ?)
そう、私にはただ邪魔な存在・・・なのかな???
わかんないよね~!・・・。
(もうすぐ美輝の家だ・・・。)
私は少し寂しくなった。
(・・・何で私は寂しくなんかなってるの!?)
そんなことを思っていると直也が恒例の言葉をかけてきた。
「ねぇ、次は??」
だけど、私は違う言葉をかけた。
「もうここでいいよ!!」
「なんで~??」
私の言葉に驚いて直也がこっちを向いた。
「だって、友達の家あれだもん(笑)」
私は美輝の家を指して言った。
「なるほどねぇ!!」
直也は納得していた。
(よしっ!行こっと!!)
「じゃ、バイバイ!!」
私は直也に別れを言って美輝の家に行こうとした。
だが、その行動を直也が止めた。
「なぁ、ちょっと待って!!」
「ん?何・・・。」
「メアド教えて!!!」