騎龍 ~あなたを守る一匹の竜になる~
「あははははっ!!」
「何がおかしい。」
「だって、咲が倒せんかったあたしを倒せるん?」

(こいつ、咲さんが風邪だったこと気づいてないよ!!)

「今から証明してやる!!」
「どういう意味??」

(大丈夫か?こいつの頭・・・。)

「だから・・・。私がお前を倒してやるって言ってんだよ!!!」
「冗談は、休み休み言ったほうがいいんよ!」


ブチッ――――――


完璧に血管の切れた音が聞こえた。

「秋月の総長さん、そんなこと言ってて大丈夫?」
「なっ!!」
「私がお前の時代をつぶしてやる・・・。」


ゾクッ――――――


多分、周りにいたやつらの感じは、こんな感じだったと思う。
そして、近くにいた秋月の下っ端が言った。


< 9 / 147 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop