騎龍　～あなたを守る一匹の竜になる～
（ま、殴る気ないし、起きてしまったから学校行くか・・・）
「おい凌、今回は許してやるけど、次やったらぶん殴るからな？」
俺がそう言うと凌は布団の中から出てきた。
「マジ？やった！じゃあ今日は学校行くよな？？」
「あぁ、せっかく起きたんだからな・・・」
俺がそう言うと凌は納得したように、
「じゃあ下で待ってるから」
と言い降りて行った。

「フゥ・・・じゃあ着替えるか」
俺はそう言い学校の制服に着替えた。
この制服は結構気に入ってる。
何故なら、シャツは白、水色、黄色、黒の4色から選べて、セーターは茶色系が3色、白、黒、灰色、赤、ピンクの8色から選べる。
そしてブレザーは茶色、黒、紺の3色。ネクタイは自由。ズボンは紺のチェック、茶色のチェック、黒のチェックの3色。
俺はこの中から、シャツは黒、セーターは灰色、ネクタイは赤色、ズボンは黒のチェック。
ブレザーは今の季節暑いから着ていない。
基本俺は黒系でキメている。
「よし、服装は大丈夫だな」

そう言い俺は鞄を持って自分の部屋から洗面所に向かった。
（えーと、ワックスは・・・これだ！）
俺はお気に入りのワックスを取り出し髪を整えていった。
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