君と書いて「恋」と読もう。
布団に潜る。
今、僕はきっと百合のことしか頭にない。
百合にとって僕は‘体だけの男'でも僕にとって百合は‘好きな人'そんなの許されないって分かってる。
いつか諦めなくてはいけなくても、僕は君に恋をした。
君と書いて「恋」と書くのに、僕と書いて「愛」と書けない。
だから僕らは「恋愛」と読まない。
僕は百合からの手紙を破いた。
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