Blue×Pupil
「んじゃあまったねえ」


手をぶんぶん振り理事長は幕の中へ戻って言った。


それと同時に隣を見ると、隣に座っている人達皆が私と同じようにため息をついていた。


あんな長い話まともに聞いてたら頭がおかしくなる。


「次は生徒会長のお話です」


―生徒会長。


この言葉に、女子達が悲鳴のような何とも言えない声をあげた。


なんだこの悲鳴は……。


内心思いつつ、生徒会長を見た。
< 3 / 6 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop