運命なら、もう一度〜destiny

華のテンションで連れてかれた
のは高校の体育の裏だった。


「きゃーやっぱ、男はバスケ
なのよーね、未李、ほらほら
見て、かっこいいんだから」


華はますます、テンションが
あがって目をぱちくりさせ

‘きゃーきゃー’

言っている、私は疲れたから
隣で騒いでる華の横に座って
グラウンドの方を見た。



サッカー部が休憩をしていた
その中で、女子生徒たちが
集まっていて、きゃーきゃー
言われている人は




サッカーも上手で、
学校の中ではモテている

大西 修斗先輩だった。
3年生で、髪の毛は黒の
短髪で、焼けた、小麦色の腕に
筋肉がある人。

確かに、この人はモテるん
だろーなーっと考えていた



「なーに、修斗先輩見てるの?」

ニヤニヤしながら見てきた華。

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