どろっぷ




『お前は、男が怖いんだろ?』


『………!!』




やっぱり………な




『お前が辛いとき

いつでも電話しろよ?

しなかったら俺からかけるから』




ずっと下を向いているコイツ。




『あり…がと……う』


『!!……これやる……じゃあな』




急に恥ずかしくなった俺は


あわててアイツの口にどろっぷを


押し込んで急いで帰ってしまった。




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