七夕に願いを
放課になった――



「かず~大丈夫か?」


「わけわかんない。あの先生」


「まあ俺の授業だけ寝るなとか俺様主義だね」


「そうそう。絶対あの人女の子落とせないよ」


突然蜜柑が静かになった


「蜜柑どうした?でもあいつ学生時代なんか女遊び激しそうだし自己中だし」


「ふーん」


突然後ろから声が
聞こえた


「(ん?まさか)」と
思いつつ
ロボットのように
ゆっくりギギギと
後ろを見たら


笑ってるけど
目が笑ってない
先生がいた
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