七夕に願いを
現在あたしは
理科室の前に
立っている


また何を言われんだ
って思いながらドアを
叩いた――――。


――――コンコン―――



「失礼します。」


「お~入れ」



「はい。」



「次は俺様の悪口ですか?気が済んだ?」



その言葉に
ブチンときた


「先生…一体なんなんですか!?俺の授業だけ受けろとか自己中すぎですよ。あと先生モテてたけどみんな顔好みで近づいて来て性格知られたら振られてたでしょ?すぐにわかりますよ」
馬鹿にした言い方で
言ったら


「ガキに何がわかる。」


「ガキガキって…言い返す言葉がないからガキしか言えないんですか?あっそれとも自分が自己中だと思うを自覚してるんですかあー?」


「はいはい。俺が悪かったなあ」


「先生が謝った!?まあ今回はあたしが悪いんであやまります。言いすぎてすんません」


「おまえそれあやまってないだろ。」


「少しはあやまってますよ」


「はぁ~」


ため息をするーして


「先生って名前なんですか?」


和希は寝ていたので
自己紹介を聞いて
いなかった



「そういえばおまえ寝てたもんな。俺は一樹」


「え!?字が違うけど同じ名前ですね」

「それ誰か言ってたな。俺様と同じ名前なんて光栄だな」



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