七夕に願いを
「静かに!よし。小早川先生入って下さい」


「はい」


入って来た先生は
回りがざわめくほど
かっこよかった――


この時和希は
寝ていた――。



「小早川先生に自己紹介をしてもらう。先生、よろしくお願いします」


「はい。名前は小早川一樹と言います。2~3ヶ月よろしくお願いします。ちなみにサッカー部を見ます。教科は理科です」


名前を聞いた瞬間
クラスの人は
ざわめいた


「小早川先生!うちのクラスにも字は違うけど同じ名前の奴がいますよ。」


「そうなんだ^^珍しい名前じゃないからなあ」


「いやそれが女なんですよ」


先生は興味ありげに
「へぇ~」とだけ
言った―――



こんな会話だと知らずに
まだ和希は寝ていた――


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