純愛☆
一時間…

トオルを乗せたバスは次のバス停を過ぎただろうなぁ…

でも

このまま…もう少しメールしていよう。


するとトオルは自分の夢を語り出した。


“オレ、車の整備士になって、自宅でのんびり仕事するのが夢ねん。で、その横で奥さんがカフェ開く。早く実現させるように頑張るよ”


あまり自分の事を話したがらないトオルが、自分から話してくれた夢の話。


嬉しいけれど…

トオルの将来の中には
私ではない他の女性がいるんだと思うと、何だか
寂しくなった…。



< 141 / 214 >

この作品をシェア

pagetop