純愛☆
―――そして
届いた一通のメール
“キレイやったし…ミイにあげる”
清みきった夜の空に
キラキラと真っ赤に輝く
東京タワーの写真。
あまりに綺麗でしばらくみとれました。
トオルが携帯のレンズを通して見た景色は、とても優しい景色でした。
“ありがとう”
私の為に…というのがよく伝わり、
その時流れた涙で
ちょっとだけ…嫌な事を忘れられました…
――私は
――最後の質問をします。
“もし、今近くにいたとしたら、来てくれた?”
―――――
・
・
・
・
・
“行ったと思う”
その言葉といつかの約束だけで
もう充分でした
――好きという言葉は
絶対に口にはしない
けれども…
トオルの気持ちは
一枚の写真
そのステキなプレゼントに、いっぱいいっぱいつまっていました。
届いた一通のメール
“キレイやったし…ミイにあげる”
清みきった夜の空に
キラキラと真っ赤に輝く
東京タワーの写真。
あまりに綺麗でしばらくみとれました。
トオルが携帯のレンズを通して見た景色は、とても優しい景色でした。
“ありがとう”
私の為に…というのがよく伝わり、
その時流れた涙で
ちょっとだけ…嫌な事を忘れられました…
――私は
――最後の質問をします。
“もし、今近くにいたとしたら、来てくれた?”
―――――
・
・
・
・
・
“行ったと思う”
その言葉といつかの約束だけで
もう充分でした
――好きという言葉は
絶対に口にはしない
けれども…
トオルの気持ちは
一枚の写真
そのステキなプレゼントに、いっぱいいっぱいつまっていました。