おぼろ雲
溝
大した障害にはならない
むしろ それがあるから成立されている
小さな溝からお互いに 何を拾って
繰り広げていく四方山話
様々に流れてくる
他人の心の断片に 向き合うことが意味するのは
つまり 溝の向こうの人と向き合うこと
笑いながら 悲しみながら 怒りながら
誤っても自らの心を落とさないように
手を伸ばせば触れられる向こう側に
私は 平然と向き合っている
そこに あの人の姿がなくなってしまっても
むしろ それがあるから成立されている
小さな溝からお互いに 何を拾って
繰り広げていく四方山話
様々に流れてくる
他人の心の断片に 向き合うことが意味するのは
つまり 溝の向こうの人と向き合うこと
笑いながら 悲しみながら 怒りながら
誤っても自らの心を落とさないように
手を伸ばせば触れられる向こう側に
私は 平然と向き合っている
そこに あの人の姿がなくなってしまっても