タンポポ
デアイ。
春風の心地良い通学路。
今日からオレは高校2年生になる。
新しいクラスに胸躍らせながら登校する。
いつも見慣れている景色が今日はやけに華やかに見える。
晴れた空
公園の木
壁の落書き
駐車場の車のボンネットの上に横たわる生意気な猫ですら可愛く見える。
『お~い、アキラ~☆』
!!
後ろの方から走ってくる足音と共に、聞き慣れた声がした。
『よぅっ!!リュウ。おはよう★』
いつも以上にテンション高めに返事する。
こいつの名前は蒼木 龍神<アオキ リュウシン>
幼稚園からの幼なじみで、何かあればいつも一緒だった。
明るく、誰からも好かれるタイプで、ウチの学年でリュウを知らない人はいないと言っていいほど顔が広い。
今日からオレは高校2年生になる。
新しいクラスに胸躍らせながら登校する。
いつも見慣れている景色が今日はやけに華やかに見える。
晴れた空
公園の木
壁の落書き
駐車場の車のボンネットの上に横たわる生意気な猫ですら可愛く見える。
『お~い、アキラ~☆』
!!
後ろの方から走ってくる足音と共に、聞き慣れた声がした。
『よぅっ!!リュウ。おはよう★』
いつも以上にテンション高めに返事する。
こいつの名前は蒼木 龍神<アオキ リュウシン>
幼稚園からの幼なじみで、何かあればいつも一緒だった。
明るく、誰からも好かれるタイプで、ウチの学年でリュウを知らない人はいないと言っていいほど顔が広い。