俺様さんが愛する人~甘い約束~

～第一章～

最悪な日

零華~side~

今日は世界で1番に楽しみにしていた日!!　
制服はすごく可愛いと有名な『夏目学園』

あらゆる色のシャツ・ブレザー・カーディガン・スカート
そして女子はピンクのリボン、男子は青のネクタイ
それを好きにコーディネイトしていい!!って
いうものだから「一般庶民」が憧れる学校☆
そう気づいた人もいるでしょ!?
この学園一般庶民は通えないお金持ち高校!!
だけどその学園は一人だけ優秀な成績
が試験で入れるんだぁ!!なんと全てのお金がタダ!!

だからわたしは夕方は家庭教師
夜は塾と忙しい毎日を送り
受かってしまった☆楽しい高校生活を
送れるかと思いきや・・・

今、校門に立っている自分
朝5時におきて整えた長い髪の毛はボッサボさ
おまけにスカートには泥がついている・・・

それは30分前のこと･･･
「ごめんね、零華ちゃん。せっかくの入学式だけど
　パパとママは旅行に行ってきます♪♪」
と、ニコニコしているママ。

「零華ちゃんの入学式に出たかったけど本当にごめんね」
と、泣いたり笑ったりしているパパ。

この二人は本当に仲がいい。
あたしも好きな人と結婚したいなぁ・・・。
じゃなくて　

「どういうこと？？」

「今言ったとおりだからじゃぁね」
と行ってしまった二人･･･。

じゃぁねじゃないし！！
でもまぁいいか。

と思っているうちに七時三十分!!
やばい！！入学式は八時半なのにぃ！

と急いで走って向かっている途中･･･
ヌカルンダ土に転び、
としている間にこの状態。

まぁ着いたからいっかぁ!
髪とスカートを直し
自分のクラスに行ってみたものの・・・
知っている人誰もいないし・・・
って当たり前だよね。

渋々と自分の席に座ると